日本ドリアン普及協会発足のお知らせ
「日本ドリアン普及協会」発足
日本ドリアン普及協会(英語名:Japan Durian Promotion Association、所在地:横浜市中区、会長:篠原邦夫)は、日本におけるドリアンの認知拡大を目指して2020年1月18日に発足し、日本の皆さまにドリアンの魅力を伝えていく啓蒙活動を開始しました。
発足に際して、ドリアンが大好物であると知られる河野太郎行政改革・国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革)を名誉会長に迎えました。河野大臣には名誉会長として、ドリアンコンテストといったイベントにご参加いただき審査委員長などを行っていただく予定です。
「フルーツの王様」、「悪魔のフルーツ」など数々の異名をとるドリアンは、マレーシアをはじめとする東南アジア諸国で栽培されています。濃厚なカスタードのような食味や、その様々な効能から嗜好品としてのポテンシャルが非常に高く、現在、世界的な需要が急激に高まっています。特に、ここ10年で中国におけるドリアンの消費は目覚ましく、2019年には生のドリアン果実の輸入額が17億ドルを超え金額、量ともに中国の輸入フルーツ1位※1になりました。2020年においても需要の伸びが加速しており、中国や東南アジア諸国では、ドリアン関連のスイーツ市場が拡大しています。
一方で、日本国内においては「王様」という呼称とは裏腹に、ドリアン自体の流通量の少なさから、目に触れる機会すら珍しい状況といえます。そこで、本当に美味しいドリアンを皆さまに食べていただける様な機会を提供し、ドリアンに対するイメージを“ただ臭い”というものから良い方向に向けるための啓蒙活動を通して、日本の中にドリアンファンを増やしてまいります。
※1: UN Comtrade | International Trade Statistics Database(https://comtrade.un.org/)2019年データ参照
ドリアンの栽培の北限はベトナムの中部辺りと言われていますが、当協会は沖縄県の石垣島でドリアンの栽培の実現に向けて調査を開始しています。本プロジェクトは沖縄担当相をされている河野大臣から、沖縄でドリアンが栽培出来ないものかとご相談いただいた事からスタートしました。今後は、栽培に向けた研究や新品種の開発、新鮮さを維持するための技術の研究、ドリアンを使用した関連製品づくりなどの機会創出に挑戦いたします。
また、コロナ終息後は、複数品種のドリアンを集めた品評コンテストやドリアンスイーツコンテストといったイベントなども開催する予定です。
■主な活動内容
1)ドリアンのイメージアップを図るための勉強会、イベント開催
2)ドリアンスイーツやドリアン試食会の開催
3)ドリアン品質向上のための研究
4)ドリアンの国内栽培のための研究
5)ドリアンの健康増進効果の研究
6)当協会の目的を達成するための活動
【役員体制】*役員名簿(敬称略、理事以下五十音順)
名誉会長:衆院議員 河野太郎
会長:株式会社ライジングサン商会 代表取締役社長
理事:京都府立大学生命環境科学科 教授 板井章浩
理事:株式会社かをり果樹園 取締役社長 斎藤正明
理事:プレミアグループ株式会社代表取締役社長 柴田洋一
理事:株式会社万房 代表取締役社長 竹内正樹
理事:繆雪峰
理事:上野興産株式会社代表取締役副社長 CFO 柳川岳
監事:篠原かをり
【協会概要】
名称:日本ドリアン普及協会
代表者:会長 篠原 邦夫
所在地:横浜市中区海岸通3-9
発足日: 2021年1月18日